こんにちは!SHIROです!
みなさんはハムってどんなイメージですか?何に使いますか?
我が家はあまりハムはあまり買っていないですね。
だってハム高いんだもの。だったらお肉食べたい。
「ハムって高いかな?」って思った方いますか?
安いと思っている人は普段お得用のハム買っていますね?!
我が家はできるだけ加工品は無添加のものを購入するようにしているので普段から生活クラブを利用しています。
しかし無添加のものって体にはいいけど、味としては微妙なものも時々ありますよね。
そこで今回は無添加と特売品の2種類のハムを買ってきて比較をしてみました!
2種類のハムを比較
ハムと言ったらどっちがハムのイメージでしょうか?
見慣れたハムはどっち?
どっちの方がハムって感じ?
ハムはツルツルしててみずみずしいイメージだからピンクの方(右)がハムって感じする。
サラダとかサンドイッチに使う感じ。
じゃあ左の方は?
チャーシューみたい。肉って感じするね。
ボソボソしてて味が薄そう。
(苦笑)
たしかにハムといえば「ピンク色」というイメージが定着していますよね。
ピンクのハム(右)は一般的なスーパーで購入した特売品ハムです。
左のチャーシューみたいなハムが生活クラブのものになります。
そもそもハムは「肉」なのだから肉って感じのイメージで間違いはないはずです。
しかし、すでに世の中の認識は「ハム=肉」ではない気がします・・。
実際に見た目でハムを買いたい!となったらピンクの方がいいのでしょうか?
色の比較
同じハムとは思えないほど色が違いますね。
取り出すときに生活クラブのは破けてしまいました・・。
わたしは高確率で破けてしまいます。
原材料名を比較!
生活クラブのハムは無添加です。
特売品ハムは添加物が使用されています。(”/”以降が食品添加物)
添加物には分類されませんが、たん白加水分解物も入っています。
使用されている添加物
結構な量の添加物が使用されていますね。
詳細が気になる方は目を通してみてください!
カゼインNa
水と脂肪を乳化させることで肉の決着性を向上させる。
増粘多糖類
粘り気を与え、滑らかな食感にする。
2種類以上増粘剤として使用される場合に「増粘多糖類」と省略される。
肉の保水性や決着性を高める機能もある。
リン酸塩(Na)
肉の保水性や決着性を高め、食感をよくする。
種類が様々あるため複数使用している場合に「リン酸塩(Na)」と省略されている。
調味料(アミノ酸等)
味付けの補助として使用。もっともよく使用されているのはグルタミン酸ナトリウム。
加工食品のどんなものにも入っている定番の添加物。
この味に慣れてしまうと素材本来の味がわからなくなってしまう。
酸化防止剤(ビタミンC)
酸化による変質を防ぎ、風味が落ちるのを抑える。
発色剤の働きを助け、色を安定させる。
ビタミンCは別名「アスコルビン酸」と呼ばれる。
くん液
サトウキビ、竹、トウモロコシ、または木材を燃焼して発生したガス成分を捕集して得られた煙を冷却して採取する液体。スモークフレーバーともいう。
ひたすことで燻した場合と同じ香りや色を原料肉に着ける。
燻製したわけではないのね(笑)
発色剤(亜硝酸Na)
肉に含まれるミオグロビン(肉色素たんぱく)に作用し、ハムの色を鮮やかなサーモンピンクに保つ。
微生物の増殖を抑制し、食中毒の原因となるボツリヌス菌の繁殖を抑える効果が高い。
「合成着色料・保存料不使用」と表示された商品でもキレイなピンクで日持ちする場合には発色剤が使用されている。
ほぼほぼハムー、ソーセージには使用されている。
カルミン酸色素
明るいピンク色をつけるための着色料。
別名「コチニール色素」とも呼ばれ、カイガラムシ科エンジムシの乾燥体から抽出されたもの。
食品添加物が使用される理由
なぜこんなにも添加物が使用されているのでしょうか?
量をかさましするため
安いハムやソーセージはかさましすることで肉の量の倍は作ることができるそうです。
肉の塊に注射器でかさましするものを注入することで量を増やしています。
(これをインジェクションと言います)
その注入したものの保水性や決着力が必要となるので添加物を使用しています。
味をよくするため
かさまししたり質の悪いお肉を使用するため素材のままの味では美味しくありません。
そのためアミノ酸やたん白加水分解物を使用することでうまみを付け足しています。
食中毒を防ぐため
食中毒を起こしてしまったら大変ですよね。
そのために添加物を使用されるのだからいいのではないかと思うと思います。
しかし本来はと畜されてすぐに加工することで添加物は使用する必要がありません。
そのため冷凍したり輸入することで肉の質が落ちています。
そのために添加物を使用しなければならなくなります。
肉の質や加工の手間によって異なるため価格も変わりますよね。
かさましに使われていそうな材料は?
安いハムでは肉だけでなく、いろんなものを入れて「かさまし」しています。
大豆たんぱく、卵たんぱく、乳たんぱくが使用されています。
ハンバーグに豆腐入れたり卵入れたりしてかさましするのと同じ感覚なのかな?と思っています。
なのでお得!と思っていても原料がとても安いものに入れ替わっていますのでいろんな意味で考えるとお得ではないかもしれません。
冷静に考えれば手間賃かかっているのに質が良ければ「特売品」として成り立ちませんよね。
価格の比較
1袋 | 1gあたり | |
特売品ハム(40g) | 88円 | 2.2円 |
特売品ハムの4連パック(160g) | 278円 | 1.74円 |
生活クラブ(90g) | 365円 | 4.06円 |
スーパーでは1パックのみ買ったのですが、4連のお得パックも特売品!として売られておりさらに激安で買うことができます。
最初に言ったようにハムは高いと感じるのでうちではあまり購入していません。
焼いて比較
焼くと生活クラブのは肉っぽさが増しますね!
ボソボソ感も増します。
味を比較
特売品ハム
- ツルツルしててみずみずしいから食べやすい
- 焼くと硬くなる
- 味が濃い。比較するとより「アミノ酸」って感じがよくわかる
- よく使われているありきたりな味
生活クラブのハム
- 肉って感じ
- ボソボソしてる
- 味はやや薄め
比較してみた感想
食べてみてどうだった〜?
ピンクの方がハムって感じ。生活クラブのはハムって感じより肉っぽいね。
思ったとおりボソボソしてる。
だからハムを買うとしたらピンクのやつがいい。
生活クラブのは肉感あるのはわかるけど、それなら普通にお肉買うからこのハムは買わない。
破けちゃうのも使いにくい。
たしかに、もう別物だよね。
世の中的にもピンクのハムが「ハム」って定着してるからもう肉じゃないんだよね。
てゆうかさ、ハムってそもそもなに?
検索中・・
”豚肉のもも肉を塊のまま塩漬けした加工食品”だって
これを聞くと「ハム=肉」なんだろうけど、世間のハムは肉ではないよね〜
結論
世間的な感覚で言えばお得用ハムと生活クラブのハムは別物だと感じます。
おそらく生活クラブとしては肉本来の素材を生かしているけど、消費者には求められていないと思います。
でも「求められていないから作らない」となってしまえば本来のハムはなくなってしまいます。
そのため世間のハムの認識が変わらなければ本来のハムは無くなってしまうかもしれませんね。
でもどこのサンドイッチ食べても入っているものはピンクハムですからなかなか変わらないと思います。
我が家では特に加工品は生活クラブのものを利用したいので買うとしたら生活クラブのものを買いますが夫の言うようにそれなら肉を買うってなるのであまりハム自体を購入しないかもしれません!
でも子供ができたときにハムとはどういうものなのかを知ってもらうときには必ず生活クラブのハムを購入します!
生活クラブのハム
ちなみに生活クラブのハムはこちらです。
賞味期限が短いです!購入してから1週間ないくらい!
無添加なので早めに使用することや購入したら冷蔵庫にすぐ入れるようにしましょう。
生活クラブの組合員になることで購入が可能ですよ!
追伸
翌朝、サラダに生活クラブのハムをのせて食べたらとても美味しかったです!
サラダと相性がとても良さそうです!
のせるだけでサラダの味がアップするのでサラダにハムをのせたい人はちょうどいいと思います!
ソーセージに関しても検証しています!
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